KTSとはなんぞや

大事な記事なので旧ブログより移植。

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KTSってなんですかって聞かれたことがあるので説明用に記事を書いておけば捗ると思った。

説明しよう！KTSとは『黒髪・ツリ目・短髪（ショートカット）』の三属性が見事に揃ったキャラクターを指す言葉であり、主に男性に使われる造語である。



とにかくKTSは素晴らしい。

どのあたりが素晴らしいかというとまずは黒髪である。

黒髪と聞くと『地味・和風・重い』というイメージが先行しがちだがそんな風に連想する輩は何もわかっちゃいない。（和風はいいけど）

黒は確かに無彩色ではあるが、想像してみて欲しい。夕映えに染まり輝く黒髪は果たして真っ黒と言えるか？

黒、それは染まりきった色とも言えるが逆に言えば無限の可能性を秘めた色である。

そして、水に濡れて更に色濃くなった黒髪。漆黒のなんと美しいことか。美しい。この世のあらゆる美辞麗句を並べ立てても表現しきれない美しさがそこには確かに存在している。



次にツリ目。

これはわりと熱心な属性持ちが多い印象なのでもはや説明不要かもしれないがまぁ聞いて欲しい。

ツリ目から連想するイメージは『強気・意志の強さ』なんかだと思うがそれでいい。

ツリ目はすごい。何がすごいかっていうと下がるところがない。上がって上がって止まる。いやごめんちょっと本能的に惹かれてる部分があるのでうまく表現できない。

とにかくツリ目はすごい。釣り上がった目でじっと見られると時間（とき）が止まる。ツリ目のラインは天国への階段であると言っても過言ではない。

更に言うと目が釣り上がっているということは『下げられる可能性がある』ということだ。最初から垂れているとそれ以上下げることはできない。

想像してみて欲しい。ツリ目が綻ぶ瞬間を。きっと福音が聞こえてくるはずだから。



最後に短髪である。短髪！これは大事。

一口に短髪と言っても様々な種類があることは周知の事実であると思う。ベリーショート、ショートボブ、ちょっとクセの強い短髪、サラサラストレート…まぁ短かったら全部好きなんですけど。

長髪には絵的なパッと見の綺麗さを表現しやすかったり髪の毛クンクンモフモフできたりマニアックなプレイができたりと様々な利点があるが短髪も負けてはいない。

ナデナデしやすい。それだけじゃない。長髪だと見えない『うなじ』が見える。（長くても縛ったり上げたりすれば見えるよとかそういうツッコミはいらない）

頭頂部から繋がる首のラインである。これは落ちる。堕落する。ツリ目が天使だとすると短髪は小悪魔的な何かだと思う。

個人的な嗜好の話をすると風が吹いたときに短い髪が若干ふわっとする控えめな靡き方が好きとかそういうことである。細かい。実に細かいがいいものはいい。短髪に潜む奥ゆかしさは最大の魅力であるといえる。





というわけでこんな個々で素晴らしいみっつの属性が一箇所に集中したら最強であることは確定的に明らかであり、国宝級だという結論に達するのである。



KTSは素晴らしい。それが最後の真実。